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スーの徒然草

スーの徒然草

大手塾の長所・短所

★大手塾の長所・短所★
 
 いわゆる校舎をいくつも持っているような塾・予備校のことです。こういった形態の塾で思うことを書いておきます。
 
大手塾の長所

●塾の名前が有名(意外に大事な点でしょうか?名前が有名だと信用できる
気がしますね。必ずしもそうではないですけどね。)
●生徒がたくさんいる(子供にとっては大事な部分かもしれません。何しろ友人がたくさんいるので行きやすい。「○○がいるから私も行く!」というのはありがちなパターンです。)
●クラス分けが学力別にはっきりしている。(子供の学力に合ったクラスで、子供の学力と同等の子たちと学ぶことができます。)
●有名校に合格できそうな気がする(大手は合格実績をウリにする塾が多いですから、レベルの高い学校を受験するには環境がよいかもしれません。)
●レベルの高い先生が多い(しかし、これは学力層の上のほうに限りますが・・・)
●難関校を受験したい場合はお勧め(合格実績をウリにしている場合で、その学校に行きたければ、その学校へどのくらいの実力の子が行けるかなどの実績を持っている、つまりノウハウがある程度あると考えられます)。

大手塾の短所
●集団授業中心のため、個別に見てもらえる機会が少ない(最近は、それでも少人数制をうたう塾が増えてきましたが、それでも個別に学習を管理してくれることは稀です)。
●授業が進んでしまい、ついていけなくなると、ほぼ絶望的(ほとんどフォローしてくれることはないですね。実際、「フォローします」といっているところもありますが、基本的には本人が能動的に求めた場合です。それで見てもらっても、満足いくものかは謎です)。
●下のクラスになるとあまり手をかけてくれない(特に進学実績を出そうとする塾は、上のクラスに力を入れます。よって、上のクラスは優秀だと思われている先生がつきますが、下のクラスは新人に近い人や、ごく普通の大学生バイトが入ることになります)。
●先生が校舎にいないことが多い(大学生から社会人で時間講師掛け持ちの先生がメインですから。もしくは専任職員の場合は他の校舎へ、または研修などで校舎を留守にするケースが多くなります)。
●受験情報を意外に知らない(意外ですが、各校舎の校長などは細かい各学校の情報はまずおそらくつかんでいません。受験ガイドの偏差値くらいしか知らない校長もいますし、高校受験ではどのくらいの内申なら併願ができる、とか専願でいけるか、などの情報はあまり知らないと思います。結局、一般受験で受かるかどうか、のものさししかもっていません)。
 
 ざっとこんなものでしょうか。それでも最近の大手は、いわゆる個人塾でしかできなさそうな小回りの利くこともやり始めています(「生徒各課家庭への状況報告電話」とか「毎月保護者へ渡す連絡票」、「少人数制クラス」などなど)。だから、個人塾もがんばらないと差別化はできない、という気がします。おんなじことをしている塾を比べるなら、やはり友人が多いところに行きたい、と言う子は多いと思いますしね。


また思いついたらたびたびアップします。次は個人塾の長所・短所を挙げます(続く)。


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